長子権復帰と勝利することの重要性

 

 

このカテゴリでは、長子権復帰について考えていきたいと思います。
なぜかというと「氏族メシア」は、まず長子権復帰を考え、勝利することが重要であるからです。

  

「氏族メシアであるならば、一番目に何をしなければなりませんか?長子権復帰です。長子権を復帰せずしてはメシアは出ることができません。国家基準なのです。」(宗族的メシアP32)

 

「氏族メシアであるならば、カインアベルを考えなければなりません。長子権復帰。その次になんですか父母権復帰なのです。」(宗族的メシアP31)

 

「最初は長子権復帰であり、二番目は父母権復帰です。これが一つになって初めて王権を復帰するのです。」(真の家庭と家庭盟誓P198)

 

「復帰歴史の総合的な結論として、長子権復帰、父母権復帰、王権復帰、皇族圏復帰です。長子権復帰の目的は父母権復帰です。父母権復帰の目的は、王権復帰であり、王権復帰の目的は、皇族権復帰です。これが四大心情圏です。おじいさん、父、自分たち夫婦が三大王権を象徴します。」(真の家庭と家庭盟誓P198)

 

み言から考えると、我々の子女の責任分担として、氏族メシアの勝利・四代心情圏を確立するためには、まず長子権復帰を考え、勝利する必要があるのではないでしょうか?

 

このカテゴリでは、

①長子権とは何か

②長子権復帰とは何か

③なぜ自然屈服が重要なのか

ヤコブ路程における長子権復帰

⑤長子権復帰をするための要件

⑥ハラン21年苦役の勝利の内容と重要性

⑦子女の責任分担(家庭教会)としての長子権復帰

などを考えていきたいと思っています。

 

特に何故「ヤコブが天使との組み討ちに勝利したのか」「なぜエソウを自然屈服することができたのか」の秘密は、「③なぜ自然屈服が重要なのか」「⑥ハラン(嘆息圏)の勝利の内容と重要性」にあると考えています。

 

ただ、神学的論争はするつもりはありません。というのも、私にはそのような動機もありませんし能力もありません。

 

「天国を建設するため」、「全ての人が神様の子女になっていくため」にはどうしたらよいかという観点で考えていきたいと思っています。さまざまな建設的なご意見をお待ちしております。よろしくお願いします。

  

 

ではまず「①長子権とは何か」について考えてみたいと思います。

 

なぜ長子権と言うのでしょうか?

長子権は具体的にどのような権利でしょうか?

み言で確認すると、

 

「本来のエデンの園において上がっていく原理の道は、長子が行くようになっているのです。蘇生、長生、完成これは長子が先にいくようになっているのです。そのようにして完成するのです。」(宗族的メシアP121)

 

「神様の世界では、本来、長子が祝福を受けるようになっているのであって、次子が祝福を受けるようになっていません。次子の位置で長子権を取り返さなければ、天の息子の位置に立つことができません。それは祝福を受けることのできる原理基準を身代わりすることができないからです。」(宗族的メシアP108)

 

以上のことをまとめると、

①長子権とは、原理結果主管圏を成長して、完成し神様の祝福を受ける権利。

②次子の位置で長子権を取り戻さなければ(長子権復帰をしなければ)、原理結果主管圏を成長することができない。=天の息子になることはできない。

③祝福を受けることの原理基準は身代わりすることができない。(原理の絶対性)

 

長子権復帰をすることによって、神様の本当の子女(息子・娘)になっていく、ということがわかります。