たった一人(家庭)でサタン世界に出る

 

 

たった一人で(一家庭で)サタン世界に出て行くということは、長子権復帰のための重要な要件の一つではないかと思います。

 

神様はたった一人で闘って来られました。イエス様もそうです。御父母様もそうして神様の基盤を築いてこられ、サタンを完全に屈服されました。

 

私たちも、誰の力も借りず、氏族メシアとしてサタン世界(嘆息圏)に出て行って、復帰していくのが公式路程ではないかと思います。

 

最近見た映画、「マザーテレサ」でも、マザーテレサが、神様の声を聞き、自分の責任分担を知って、たった一人で、凶悪な戦争の真っ只中に出て行かれたことが描かれていました。感動しました。何か我々食口に教えているような、啓示的な感じがしました。

 

ヤコブはたった一人でハランに行き、天の家庭を編成し、天の財物を得ました。サタン世界を愛した分、家庭が編成され、アベル圏が編成されていくのが原則ではないかと思います。

 

現在は荒野路程ではないので、最初から一致団結して闘うのではなく、一人ひとり(一家庭)が、サタン世界(嘆息圏)に出て行き、サタン世界を愛した分、家庭が一つになり、自動的に家庭同士が協力し合い、カイン圏の人々が復帰され、アベル圏が編成されるのだと思います。

 

長子権復帰には、カイン圏と同等の讒訴条件の無い神様の基盤(アベル圏の編成)が必要であるためです。讒訴条件の無い基盤をつくるには、サタン世界(ハラン=嘆息圏)の勝利が不可欠であるからです。

 

み言訓読家庭教会による長子権復帰はそのような方法でないとできないように思います。